好きだけを記す

自分の好きなものを集めました。

好きな歌手をまとめてみた ❶

 

最近、バイト先の先輩方と「好きな歌手」のお話をすることが増えました。

好きな音楽の魅力を誰かに知ってもらえるって、とても嬉しいことです。

そこで今回は、私が好きな歌手についてひたすら紹介していこうと思います。

 

中森明菜

 

「好きな歌手」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、中森明菜さんです。

 

実は私は全く世代ではなく、明菜ちゃんを知ったのも6年程前の高校時代でした。

 

明菜ファンになったきっかけは、YouTubeで見た『飾りじゃないのよ涙は』の動画です。

おそらく夜ヒットでのパフォーマンス映像だったのですが、

明菜ちゃんが井上陽水と安全地帯をバックに歌っているという衝撃的な映像でした。

 

ソバージュヘアを靡かせ、黒いパンツスーツに身を包み、

「私は泣いたことがない」と歌い出す中森明菜

「かっこいい」以外の言葉が出てきませんでした。

そして忘れられないのが、歌う明菜ちゃんの手が震えていたことです。

 

他の明菜ちゃんのパフォーマンスを見てみても、

あの力強い歌声の裏で手を振るわせているんです。

この瞬間、私は中森明菜の魅力に取り憑かれました。

 

明菜ちゃんの魅力って、やっぱりあの「暗さ」だと思います。

そして歌の主人公にまるで憑依したかのような演技力。

セルフプロデュースの衣装なども含めて、

一種の芸術のようなパフォーマンスをする方です。

 

明菜ちゃんといえば、『DESIRE』や『少女A』など、数々の名曲の持ち主。

中でも私の一番お気に入りは、

1985年リリースのアルバム、『D404ME』に収録されている『BLUE OCEAN』です。

BLUE OCEAN

BLUE OCEAN

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作詞を担当されたのは湯川れい子さん。昭和を代表する作詞家さんです。

作曲はNOBODY。矢沢永吉さんのバックバンドです。

そして今回調べていて気づいたのですが、なんと編曲が久石譲さん!!!

そりゃこんなオシャレサウンドになるわ...って感じでした。

 

私がこの曲に出会ったのは2年前。新宿に向かう電車の中でした。

手持ち無沙汰に音楽アプリを開いて、

明菜ちゃんのまだ聴いたことのなかった曲を探していたんです。

そして見つけたのがこの曲でした。

 

まずイントロがとても特徴的で、新鮮で、

頭の中がキラキラと輝き出すような感覚を覚えたんです。

 

私は普段、曲を一度聴いただけですぐにハマるタイプではありません。

何度か聴いてようやくその曲の良さに気づくことが多いです。

 

しかしこの曲を聴いた時は違いました。

一瞬でこの曲の虜になり、

歌詞、メロディ、そして歌声に夢中になって聴き入ってしまいました。

 

さらにです。『BLUE OCEAN』に巡り合ったこの日、

降り立った新宿で私はとあるレコード店に立ち寄りました。

そしてなんと、この楽曲が収録されたアルバム、『D404ME』と出会ったのです。

もちろん、すぐに購入しました。

この時買った『D404ME』のLPは、ずっと私の宝物です。

 

こんな運命的な出会いを果たした私と『BLUE OCEAN』。

私は湯川さんが作詞をしたこの曲の歌詞が大好きです。

歌詞だけを見ると、この曲は東京で暮らす主人公の失恋を描いたものでしょう。

 

しかしNOBODYによるサウンドと明菜の清々しい歌いっぷりによって、

この曲はただの失恋ソングではなくなります。

すごく前向きで、でもどこか切ない、そんな一曲になっているんです。

 

「この街(TOKYO)は広すぎて顔も見えない あなたが誰かさえ忘れたわ」

と、ポップなサウンドに乗せて失恋を歌い上げる明菜はやっぱりかっこいい。

 

特にお気に入りなのが、

「悲しくなるじゃない 涙が美味しいものなんて」

というワンフレーズ。

湯川さんの紡ぐ歌詞って、どうしてこんなにも切なくキラキラとしているのでしょうか。

「涙が美味しい」なんていう表現、私には100年生きたとしても思いつきません...。

 

なんだか明菜というより湯川れい子さんを語る回になってしまいましたが、

こうした楽曲を含め、中森明菜さんは私にとって最高のアーティストです。

 

JUDY AND MARY

 

出ました。ジュディマリです。

 

とは言っても、私がジュディマリにハマったのはつい最近です。

私が物心ついた頃にはもうバンドは解散していたので、

曲も『Over Drive』くらいしか知りませんでした。

 

そんな私が初めてジュディマリの『そばかす』を聴いたとき、雷が落ちました。

そばかす

そばかす

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YUKIちゃんの歌う歌詞が、姿が、仕草が、

まるで私の憧れを全て詰め込んだ女の子のように思えたんです。

 

「こわして なおして わかってるのに それがあたしの性格だから」

このワンフレーズが最高にロックだと思います。

いつもウジウジしてばかりの自分にとって、『そばかす』は究極の応援歌です。

 

そして二度目の落雷は、アルバム『J・A・M』を聴いた時でした。

J・A・M

J・A・M

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『J・A・M』はジュディマリ1枚目のアルバムにして最高傑作だと思います。

とってもキュートでパンクな作品の詰め合わせです。

可愛いお菓子缶を開けた時のような、ワクワク感とドキドキ感。

まさにジュディマリを象徴するアルバムの一つだと思います。

 

私が考えるJUDY AND MARY最大の魅力は、「子どもらしさ」です。

彼らの曲は、幼い子どもたちの目に映る鮮やかな景色、

子どもだけが持つ感性を歌にしたように聞こえるのです。

 

美味しいクッキーが詰まったお菓子缶を開ける瞬間。

飛び出す絵本のページをめくる瞬間。

お気に入りがたくさん詰まったおもちゃ箱を開ける瞬間。

 

うまく言い表せませんが、ジュディマリを聴いていると

そんな宝物のような瞬間を体験したかのような気持ちになります。

 

③ EXO

 

続いてご紹介するのは、K-POPを語るには欠かせない存在。EXOです。

 

EXOは私がK-POPにハマるきっかけになったグループなのですが、

よくよく考えたら2012年デビューなので、もう13年目になるんですね...

 

このまま20年、30年と突っ走っていただきたいです。

 

EXOの魅力といったらやはり、あの歌唱力ではないでしょうか。

一応メインボーカルはベッキョン、チェン、ギョンスの3人なのですが、

その他のメンバーもめちゃくちゃ歌が上手い!!!

EXO先輩はよくソロで、数々の有名ドラマのOSTも担当されています。

あの歌声が流れてきただけでもう涙ボロボロです。

 

個人的にEXOの歌唱力の高さが顕著に表れているなと感じるのがこちらの動画。

代表曲『Monster』で1位を獲得した時ですね。

youtu.be

やっぱりEXOは歌が上手い。

韓国アイドルはどのグループも歌・ダンス含めレベルが高いですが、

EXOの歌唱力はその中でも群を抜いていると思います。

 

『Monster』にとどまらず、多くのヒット曲を持つEXO。

その名を世に知らしめた『Growl』はもちろん『Love Shot』や『CALL ME BABY』等、

数々の名曲を生み出してきました。

 

中でも私のお気に入りは、2018年リリースの『Tempo』です。

サウンドといいダンスといい、何から何まで全てが「完成」されています。

なんといっても、カイくんのダンスが凄い。

そしてそのカイに引けを取らないメンバーたちも凄い。

『Tempo』はEXOの華やかさが最も惹き出された楽曲だと思います。

youtu.be

 

これまで綴ってきたように、EXOの魅力はなんといってもあの歌唱力の高さです。

ボーカル以外にも高いパフォーマンス力を備えたグループなので、

ここで紹介してきた『Monster』や『Tempo』など、

ダンスも歌も非常にレベルの高い楽曲が目立ちます。

 

.................ですが!!!

 

実はEXOはバラードもめちゃくちゃ良い。

特に冬アルバムには数々の名曲バラードが収録されています。

What I Want For Christmas

What I Want For Christmas

  • EXO
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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私のお気に入りバラードはこちら。

Wait

Wait

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メンバーたちの歌声を存分に楽しめる素敵な一曲になっていますので、

ぜひお聴きください。

 

まとめ

 

今回は中森明菜さん、JUDY AND MARY、EXOについて語ってみました。

まだまだ大好きな歌手の皆さんがたくさんいますので、

「好きな歌手をまとめてみた」シリーズは今後も不定期で続く予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。